選手としても監督としても大成功 サッカー界のレジェンド・ジダン
ジネディーヌ・ジダンは、フランス出身の元サッカー選手で現在はサッカー監督です。幼い頃から圧倒的な才能を見せてきた彼は16歳でプロデビューし、20歳でフランス国内のビッグクラブに移籍してフランスリーグでトップ選手として活躍し始めます。
また、1994年にはフランス代表としてもデビューし、1996年には世界有数の強豪・ユベントス(イタリア)に移籍しました。ユベントスにて力を磨いたのち地元開催のフランスW杯(1998年)では背番号10をつけて活躍し、チームを優勝に導いてこの頃から世界最高の選手と呼ばれるほどになりました。その後、2001年にスペインのレアルマドリッドでも5年間活躍して2006年夏のW杯を最後に惜しまれつつ引退しましたが世界で最も成功したサッカー選手の一人に数えられています。
引退後はレアルマドリッドのフロント入りし、2013年からは助監督として働き始めました。その後、2016年初めに前監督の解任によりレアルの監督に就任しましたが監督経験がなかったことと「名選手、名監督にあらず」という世界的な定説もあり、成功できるかは疑問符が付いていたところがあります。しかし、ジダン監督は2016-17シーズンにラリーガ制覇を果たしたほか、UEFAチャンピオンズリーグを2015-16シーズンから3年連続で制覇する快挙を達成し、監督としても選手時代と同じくらい大成功しています。